こんにちは、にゃたろーです。
ジムに通ってもうすぐ1ヶ月経ちますが、やり方がよくわかっていないのがケーブルマシンを使ったトレーニングです。
他のマシンは可動域が制限されているので、体格に合わせた調整をするぐらいで、特に迷いもなく実施できているのですが、ケーブルマシンはアタッチメントがたくさんあり、滑車の位置も自由に調整できるため、どういった種目ができるのか、最初は戸惑ってしまいました。
今回は、ケーブルマシンのメリット・デメリット、そして具体的な種目を紹介していきます。
種目については、動作がわかるようにYouTubeの「ビーレジェンド チャンネル」さんの動画をを始め、種目がわかりやすい動画を埋め込みました。非常にわかりやすく動画で説明されているので、YouTubeでも確認してみてくださいね。
参考になれば幸いです!
ケーブルマシンのメリット
- 可動域の自由度が高い ケーブルマシンは滑車の位置を上下左右に調整できるため、筋肉に対してさまざまな角度から負荷をかけることができます。特に、ダンベルやバーベルでは難しい「斜めの動き」も取り入れやすいのが魅力です。
- 常に一定の負荷をかけられる ケーブルの特性上、動作の全範囲で均一に負荷がかかるため、筋肉が一貫して緊張状態を維持します。これにより、より効果的に筋肉を鍛えることができます。素早いトレーニングや瞬発的なトレーニングよりも動作をゆっくり丁寧にやることで、ずっと負荷がかかり続ける特性を有効に使えます。
- 体幹やスタビライザー筋も鍛えられる ケーブルマシンでは、負荷をコントロールするために体幹や安定筋(スタビライザー筋)を自然と使うことになります。これにより、バランス力や体幹強化にも繋がります。
ケーブルマシンのデメリット
- フォームが難しい 自由度が高い分、正しいフォームを維持するのが難しく、初心者にとっては誤った動きで怪我をするリスクも高まります。事前にフォームを学んだり、トレーナーに確認してもらうことが大切です。
- マシンの使い方が複雑 アタッチメントの選択や滑車の高さの調整など、使用方法が複雑なため、初めて使うときは混乱することがあります。慣れるまで時間がかかるかもしれません。
続いて、ケーブルマシンを使った具体的なトレーニング種目をご紹介します。
大胸筋 3種目
大胸筋は幅広い筋肉なので、上部・中部・下部を分けて鍛えることが重要です。
1. ケーブルクロスオーバー(中部)
- 滑車の位置:高め
- アタッチメント:グリップ
- フォーム: 肘を近づけることを意識し、上体を前傾させます。足を前後に開いて安定させてもOK。ケーブルと前腕が一直線になるように調整し、負荷が筋肉にしっかり伝わるようにします。グリップが胸の前でぶつかるように閉じます。肩を前に出して背中を丸めるのではなく、肘と肘を合わせるようなイメージで。
2. ケーブルクロスオーバー(下部)
- 滑車の位置:高め
- アタッチメント:グリップ
- フォーム: 中部と同じ立ち位置から、肘を下に閉じてみぞおち辺りに近づける動きを意識します。上体は前傾し過ぎず、少し起こす程度が理想です。
3. ケーブルクロスオーバー(上部)
- 滑車の位置:お腹くらいの高さ〜一番下
- アタッチメント:グリップ
- フォーム: 斜め下から胸の前へ持ち上げる動作を行います。少しの角度を変えるだけで刺激が入る位置が変わるので、必ずしも真下から引き上げる必要はありません。
上腕二頭筋 2種目
上腕二頭筋はダンベルカールをよくやるイメージですが、ケーブルマシンでも効率よく鍛えれますよ。
1. ケーブルカール
- 滑車の位置:一番下
- アタッチメント:グリップ or バー
- フォーム:ケーブルから一歩離れて、肘を固定しながら持ち上げます。ダンベルカールと異なり、トップポジションでも負荷が抜けにくいので効果的です。
2. ハンマーカール
- 滑車の位置:一番下
- アタッチメント:両手ロープ
- フォーム:親指が上になるようにロープを握り、肘を体の横に固定して顔をめがけてロープを引きます。
上腕三頭筋 2種目
太い腕を作ることができる上腕三頭筋もケーブルマシンで鍛えれます。
1. ケーブルプッシュダウン(プレスダウン)
- 滑車の位置:一番上
- アタッチメント:両手ロープ or バー
- フォーム:肘を体の横に固定して、ロープを下に押し下げていきます。上体を少し前傾させると負荷が伝わりやすくなります。
2. フレンチプレス
- 滑車の位置:胸の高さ〜頭より高め
- アタッチメント:両手ロープ
- フォーム:ロープを頭の後ろで握り、上半身を前傾させてロープを伸ばします。最後ロープを広げながら伸ばすとより効果的に負荷を与えられます。
肩 3種目
1. ケーブルフロントレイズ
- 滑車の位置:一番下
- アタッチメント:片手ロープ or 両手ロープ
- フォーム:親指が上になるようにロープを握り、上体を軽く前傾させた状態で腕を真っ直ぐ伸ばしながら肘を持ち上げます。
2. ケーブルサイドレイズ
- 滑車の位置:一番下
- アタッチメント:グリップ
- フォーム:左右のケーブルをクロスさせて肘を持ち上げます。若干前に肘を上げるイメージで行うと効果的です。
3. ケーブルリアレイズ
- 滑車の位置:低め or 高め
- アタッチメント:グリップ
- フォーム:左右のケーブルをクロスさせ、上体を前傾させて肘から持ち上げる動作を行います。片側ずつ行ってもOKです。
このように、ケーブルマシンを使うことで、特定の筋肉だけでなく体幹や安定筋も同時に鍛えられるため、効率的なトレーニングが可能です。
自由度が高いぶん、ちょっぴり初心者にはハードルが高いですが、うまく使いこなせるようになれば筋トレ中級者の仲間入りです。
ジムでのトレーニングにぜひ取り入れてみてください!それではまた。
↓トレーニング後には欠かせないプロテイン
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