多ボタンマウスのボタン機能をラズパイでも使えるようにするには

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こんにちは。ラズパイでブログを更新しています。

キーボードはappleのワイヤレスキーボードを使用していて、マウスはトラックボールと呼ばれるものを使用しているんですが、左クリック・右クリック以外のボタンに戻るボタンが機能として欲しいんですよね。

で、macとかwindowsだったらOSに入っている設定だったり、マウス用の設定アプリをダウンロードすれば簡単に設定できるんだけど、ラズパイに入っているOSのraspbianにはそんなのないっぽい。

ググってトラックボールの多機能ボタンに戻る機能をつけるまで苦労したので、紹介しますよ。

1.まずは xbindkeys と xte ダウンロード。xbindkeys が特定のインプットでコマンド呼び出しできるツールらしい。で、xte がコマンドラインから特定のインプットを擬似入力するツールらしい。とりあえずターミナルで下記を入力。

$ sudo apt install xbindkeys
$ sudo apt install xbindkeys xautomation

2.そしたらマウスのボタン番号を知りたいので、下記を入力して出てくる小さいウインドウを設定したいボタンでクリック。

$ xev -event button | grep button

3.以下のような感じでボタンの番号が出るので覚えておこう。以下は左クリックと右クリックしたときのログ。終わったら小さいウインドウは閉じておく。

pi@raspberrypi:~ $ xev -event button | grep button
    state 0x0, button 1, same_screen YES
    state 0x100, button 1, same_screen YES

4.設定ファイルを作るために下記コマンドを入力。.xbindkeysrcというテキストファイルが作成されるのでそれを開く。

xbindkeys -d > ~/.xbindkeysrc

5.テキストファイルに下記コードを追加(自分の場合はマウスボタン2で戻るボタンにしたかったから、適宜内容変更してね)。そしたらテキストファイルを保存。

#マウスボタン2で戻る
"xte 'keydown Alt_L' && xte 'key Left' && xte 'keyup Alt_L'"
 b:2

6ターミナルに戻ってxbindkeys を一旦落として再度起動する

$ pkill -f xbindkeys
$ xbindkeys

7.マウスボタンを押して機能が有効になっているか確認、できたら成功!.profileにxbindkeysと書いておいてすぐ起動するようにしておくといいらしい。

下記参考にしたサイトです。途中諦めそうになったけど、なんとかできて感謝!

Xbindkeys – ArchWiki

全てのマウスボタンを動作させる – ArchWiki

Lambdaカクテル
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自分が使っているトラックボールはこれ。トラックボールメーカーの名門Kensingtonのオービットトラックボールウィズスクロールリング(長い!)。2ボタンしかないけど、同時押しで3ボタン目となるので、それを戻るボタンにしたかったんだよね〜。今は無線タイプや親指タイプも出てて新調しようか考え中。

Kensington OrbitTrackball with Scroll Ring ケンジントン トラックボール マウス K72337JP

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